第百二十五回「日販と東販とは」

SURVIVE=生き残り

このブログは、一人の人間が”独力”で作家として生き残っていくための奮闘を綴った記録だ。

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第百二十五回「日販と東販とは」

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0908/26/news015.html

何度も取り上げているが、大変わかりやすい記事があったので紹介したい。

どうだろう、まあこの記事読んでいいイメージを持つことは出来ないだろうが、本を取り巻く力関係はこんな感じである。

本の入荷数を決めているのは出版社ではない。取次なのである。大手に擦り寄らなければ本は入荷されないのである。そして、擦り寄れば同じような店の完成である。

はっきりいって書店は取次傘下の小売だ。個性が生まれにくいのはこういった背景がある。

さらに踏み込むと、書店の命を握っているのはそのエリアの営業担当である。

もし、この営業担当が無能で仕事にやる気がなければいくら書店が売り上げを上げようと本は一切入荷されない。

勿論、担当にも言い分はあるだろう。書店数は半端なくあるのに、営業は店数分いない。何店も掛け持ちである。いちいち、構ってもいられないだろう。

しかし、担当の頑張り次第で本の入荷数が決まるのであれば無能に担当された店はたまったものではない。

もう書店ははっきり言うべきだ。

「取次は本の配送だけすればいい」

入荷数などは書店と出版社で決めればいい。そうすれば少ない人数で莫大な数の書店を受け持たないで済む。

このままではおそらく書店は大手も生き残れなくなるようになるだろう。儲かるビジネスモデルを構築できなければ、いずれ出版社と書店は悲鳴を上げる。

そうして、生き残った取次は何を配送するのか、見ものである。

まとめ:ブックオフしかない国にはしたくないな〜