第百六回「「ゲド戦記の作家対Google Book Search」

SURVIVE=生き残り

このブログは、一人の人間が”独力”で作家として生き残っていくための奮闘を綴った記録だ。

ルール:①自分で考え、自分で行動する。

    ②他人任せにしない。

    ③毎日更新する。

第百六回「ゲド戦記の作家対Google Book Search」

http://hon.jp/news/1.0/0/1377/

アメリカでは和解案が出た時点で全ての作家がもう電子書籍化に賛成していると思っていたが違うんですね。

そりゃ、そうだわな。自作を守りたい気持ちに国境はない。

まして作者はゲド戦記の映画に対してこのような声明を出すほど自作に対して愛の深い作者なのだ。

ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント
http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse
(作家を目指す人には、業界の内部事情も少し伺えて大変楽しい内容なので、見ておくに越したことはない)

Googleがやろうとしていることは法律違反ではない。たが、法律に違反してなきゃ何やってもいいかはまた別の話だ。

日本もこの問題には関心を寄せているようで

http://hon.jp/news/1.0/0/1332/

何でもアメリカが基準になるのはおかしい。しかし、基準は大きさに従うのがこの世の習いである。大きな流れに乗り遅れることは時に多大な痛手となる。

しかし、何もしないで恭順したのと、反抗し矜持を示したのでは大きく違う。

自作を愛せぬ作家など、子を愛せぬ親も同然!まだまだ揉めて欲しいね。

そして、洗練されていくか、骨抜きになるかは見守っていかなくてはならない。

まとめ:頑張れ日本ペンクラブ