第百二回「フランス、電子書籍化でグーグルに損害賠償命じる判決」
SURVIVE=生き残り
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第百二回「フランス、電子書籍化でグーグルに損害賠償命じる判決」
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2676605/5061297
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/091220/46668.html
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPnJS855477620091219
http://www.usfl.com/Daily/News/09/12/1218_014.asp
エライ判決が出たものである。
これは大きい。かなり大きい。なぜなら世界中でこの判例を持ち出す可能性が出てくるからだ。
更に、googleは控訴したが
「マルティニエールグループの書籍およびフランスの著作権法で保護される書籍について電子化を中止することに同意した」
のである。
つまり、他の国でもこの判例を使用して次々電子書籍化を止めようとする動きが始まるかもしれないのだ。
だからこそ、これほど各社が書きたてたのであろう。
凄いな。フランスは世界の流れに逆らってでも、自国の文化を守ろうとしたのだ。さすが革命の国!
しかし、リスクもある。電子書籍化を見送ったことで、十年、二十年後自国の文化は世界の流れから外れてしまっているかもしれない。それでも意地を張ったのだ!
この姿勢見習わなければならない。
この判決を見て、さあ各出版社、作家達はどう動くか!
自身の作品をどう売るか、販売網も更にクリエイトできる環境になったのだ。
いまはまだインフラに金がかかるが、時が進めば低価格化は進むだろう。
本は今まさに新世界の幕開けを待っている。
まとめ:まあ、なんでもかんでもグーグルに任せるのもつまらないしね!便利はいいんだが、プレミア感は減るんだよな。