第百五十三回「フランスのダウンロード対策 3ストライクとは」
SURVIVE=生き残り
このブログは、一人の人間が”独力”で作家として生き残っていくための奮闘を綴った記録だ。
ルール:①自分で考え、自分で行動する。
②他人任せにしない。
③毎日更新する。
第百五十三回「フランスのダウンロード対策」
http://journal.mycom.co.jp/column/eutrend/043/
http://journal.mycom.co.jp/column/eutrend/048/index.html
お国柄といえばそれまでかもしれないが、文化を守ろうとする姿勢には恐れ入る。
著作権のある音楽や映画などのファイルを許可なくダウンロードしたユーザーは2回の警告の後に3回目にインターネット回線を遮断されるという3ストライク、ページにも取り上げられているが不明確な部分が多い。
ただ、お国が決めたのだから諸問題は解決していると願いたい。違法ダウンロードの時点でソフトの導入や設定など手順を踏む必要があり、悪質かそうでないかはダウンロードという実行より、それが出来る環境で判断すればよい。
更に、いくらハッカーでもソフトを用意させてダウンロードまでさせることは出来ないだろう。もっとネットに責任があってもいいと思う。
ただ、これを盾に国が権力を振りかざす可能性があるというのだけは否めない。インターネット利用者の道義的責任を問う法案で、国が道義的責任を無視するのでは本末転倒だ。
これに似た関係があったな。そう、知る件権利とプライバシーの保護だ。
どちらにも大義名分があるとき、問題は絶対解決しない。パレスチナ問題、テロとの戦い、歴史はそのことを証明している。
違法ダウンロード問題もずっと消えずに残っていくだろう。これは人類に課された宿命のようなものなのだ。
規制が強化されすぎた川は綺麗だが、何も棲めず、規制が緩和されすぎた川も汚濁がたまり何も棲めない。
ちょうど混ざり合った関係、ぬるい結論で恐縮だが、これに尽きると思う。
まとめ:3ストライクが国際基準になれば日本は絶対導入しそう。