番外 野沢那智さん逝去

SURVIVE=生き残り

このブログは、一人の人間が” 独力”で作家として生き残っていくための奮闘を綴った記録だ。

ルール:①自分で考え、自分で行動する。

     ②他人任せにしない。

     ③毎日更新する。

番外 野沢那智さん逝去

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/101030/tnr1010302000014-n1.htm

嘘だといって欲しい。

私はこの世で那智さんの声が一番好きだ。

あたかも古木で出来た楽器のような、十年チェリーオーク樽の中で眠っていた鼈甲色の声。

自分の書く作品で、彼の声を想像しないことはない。

「声優たる前に、俳優であれ」

彼の有名な台詞のひとつだ。

すさまじいプロ意識と共に、演技に掛ける意気込みの凄まじさに背筋が伸びる。

それだけに、悲しいです。もう、あなたの演技が見れないのは悲しい。

もっと、もっと見ていたかった。

心からご冥福をお祈りします。あなたの演技が見られて私は幸せ者でした。

第百六十一回「検閲って! Apple ipad」

SURVIVE=生き残り

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第百六十一回「検閲って! Apple ipad

また新たな動きが出始めている。

gooogleの端末非対応型電子書籍に全出版社対応

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3428

その中でも気になるのがこれだ

電子コミック「働きマン」が配信拒否になった理由--電子書籍時代の検閲

http://builder.japan.zdnet.com/sp/epub2010/story/0,3800103623,20412980-2,00.htm

これも市場が世界規模になったが故の弊害か、全くつまらない。

アメリカで大丈夫な表現が日本ではだめ、日本で大丈夫な表現がアメリカではだめ。

Appleアメリカの会社、だからアメリカでのルールを使用する。それは、企業なら当たり前のことである。

だが、全世界規模のコンテンツを売る場を提供する立場にあるのならアメリカのルールだけで運営するのはおかしいだろう。

アメリカが掲げる自由というやつは多くのわずらわしさを伴うことが多い。

洗濯機の表示に「これは食べ物ではありません」とかかれたりする例のやつを筆頭に、一旦自由というと途端にリスクが増え、大企業は無難な商品開発ばかりに力を入れざるを得なくなる。

これのどこが自由だ。結果、自由を求める表現者アンダーグラウンドにもぐり、表現を続けることになる。

そこは、完全な自由の世界。どこにもブレーキはない。アクセルだけの表現は目の前に壁があっても、止まることはない。
待ち受けるのは陰惨な事件だ。

がちがちに締め付ければ、それと同じ分だけの開放感が必要になる。そうでなければ人間持たない。

とはいえ、線引きは必ず必要だ。理性があるから人間は動物と区別される。

では、表現のどこに線をひくかだが、私は表現の境界ほど国境がうまく機能する場はないと考える。

国の垣根がどんどん消えてゆく昨今、しかしそれは同時に愛国心がどんどん失われているように感じる。

愛国心などといっては軍靴の音が・・・などと言う輩は横においておいて、世界で活躍する人間のほとんどが、国境は意識しないが、自国を愛する心を持っている。

一見矛盾しているようだが、これほど凹凸の合う考えもない。

見知らぬ土地、違う言語、生活様式、他国の文化に触れて時ほど、自分の国を思うときはない。

そこで海外生活者は二つの方式を選ぶことになる。

1つは「その国に自国を作る」方式だ。

これは各国にリトル何々が出来ている現状をみれば容易に理解できる。やはり、違う文化に触れ合うことはストレスなのだ。

もう1つは「その国の文化に染まる」方式だ。

これは一見すると国を捨てているかのように思える。しかし、それは違う。
違う文化に身を預けることは間違いなくストレスがある。しかしそれでいながら現状に耐えられるのは自分にしっかりとした根があることに他ならない。

しっかりとした根があることで、違いを受け入れられる。その根の正体は自国を誇りに思う気持ちに他ならない。

思い返してほしい。海外を旅したとき、自国では考えられないものに対面したとき、比較対象に選ぶのは自国の物だろう。

実際海外を旅行して、信じられない大きさのハンバーガーと対面したとき、自国の物と比べた自分がいた。

あまりの量に食べきれず、以降その国でハンバーガーに手を出すことはなかったが、また食べたくなったらその店に私はいっただろう。間違っても、自国と同じものを求めるようなまねはしない。

なぜなら、これが異国の文化であるからだ。

こんな量のハンバーガーは自国では認められないが、それを受け入れ選ぶとき、心の根底にあるのはおもねる事ではなく、許容だ。

それはつまり、比較対象として接することであり、そのときの比較対象は自国であることは間違いない。

だからこそ、Appleには猛省をしていただきたい。

自分たちの国にリトルアメリカは要らない。

その作品が道徳的に良か非か審議判断するのは私たちの国でやる。

全く大きなお世話である。

まとめ:ルールの押し付けを嫌って生まれたはずのAppleがルールを押し付けるようになっては、もしかしたら先は・・・くわばらくわばら

第百六十回「電子書籍のブックオフ 一冊百円でPDF化」

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第百六十回「電子書籍ブックオフ 一冊百円でPDF化」

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/internetcom/20100419-OYT8T00910.htm

また1つ電子書籍化移行のハードルが下がった。

印刷会社が裁断してスキャンを代行するのだから出来上がりが悪かろうはずがない。

しかも値段はブックオフ標準価格=100円!こりゃ電子書籍化に面倒だから、と躊躇する人も飛びつくだろう。

電子書籍化に一番ハードルの高いスキャンが安価で出来だした。個人で簡単にスキャンできるようになるのも時間の問題だろう。

itune感覚で本を持ち出せる時代はすぐそこまで来ている。だが、それで本を読む人口が増えるかどうかはまた別の話である。

電子化しようと、紙のままであろうと本とはなんなのか?

それだけは忘れないでいたい。

まとめ:早速申し込もう!

第百五十九回「電子書籍よりも先に」

SURVIVE=生き残り

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第百五十九回「電子書籍よりも先に」

活字離れをどうにかするほうが先決な気がしてきた。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100226/bsb1002260956005-n3.htm

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100226/bsb1002260956005-n4.htm

出版が不況なのは人口が減よりも、単純に皆本を読まなくなっているのことのほうが大きい。

書籍に魅力を感じられなくなった読者に対し、出版社は色々な施策を打ってきた。

『今までは固定のメニューだけでやっていた和菓子屋が、客の減少に伴い伝統を崩し新メニューに挑戦する』

どこかのドキュメント番組よろしく、出版社は頑張った。

『活字を極力使わず、写真で見せる』

『音が出る、映像が付いている』

というような、頭を使わず楽しめる仕様の書籍を販売した。

するとどうだろう、今までは本なんかパス、といっていた世代に読みやすい、と受け入れられた。

月日は流れ、これで育った親が子供に本を読ませる機会が訪れた。するとどうだろう。

『写真は一杯あるけど、まだ字が多い』

『DSのほうがもっと音が出て、色々楽しい!』

仕方なく、親はDSを買い与えましたとさ・・・

答えは簡単で、残酷だ。

こうして考える力は世代を重ねるにつれ失われてきた。

伝統の和菓子屋は経営危機に陥った。

『新メニューにばかり力を入れてきたは競合他社が増えすぎてにっちもさっちもいかない』

そして現れたipadなる新たな世代。

『またもそこに合わせて考える力をすり減らしていくのか・・・』

悩む和菓子屋に一人の青年が訪れた。

『すいません。お饅頭ありますか』

『はい、色とりどり、味もカスタードまで揃えておりますよ』

『そうじゃなくて。昔ながらのお饅頭が欲しいんです』

驚く店主、よくみるとその顔は今まで本なんてパス! といっていた青年の子供だった。

『今の饅頭は饅頭から派生したものだけど、やっぱり何か違うんです。食べてもどこか虚しくて満足できないんです』

店主は腕まくりをして昔ながらの饅頭をこしらえだしました。

出来上がったお饅頭は所々作り方を忘れていたせいで、不恰好な形でしたが、青年は満足してかえっていきました。

ベタな落ちだが、こんな和菓子屋が必要なのだ。

まとめ:考える力=想像力

第百五十八回「Amazon vs apple ipad発売!ですが・・・」

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第百五十八回「Amazon vs apple ipad発売!ですが・・・」

http://www.j-cast.com/2010/04/06063957.html

まあ、そら売れるわな。

挙句の果てに、AmazonipadKindle書籍を読めるソフトを配布するというし、またもapple一人勝ちになる気がする一方で

『日本では電子書籍の発売なし』

という枷が離れる様子は無い。

日本はあくまで独自規格で進むつもりなのだ。

確か契約数から見ても

ドコモ    56,082,100
au      31,872,400
ソフトバンク 21,876,600
(2010年03月末現在 事業者別契約数)

まだまだダブルスコア以上はなれてるしなー。

であるならいっそ、任天堂並に特化した規格にして欲しい!

どこも互換性に気を配る中であくまでわが道を進み続ける任天堂の姿こそ、これから日本の進む道だと思う。

中途半端が一番アカン!

まとめ:社団法人TCA
http://www.tca.or.jp/

第百五十七回「まんが王国 土佐!?」

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第百五十七回「まんが王国 土佐!?」

http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20100402mog00m040078000c.html

まんが甲子園

http://manga-koshien.net/

の前例があるとはいえ、土佐県庁は自由な校風じゃのう。

他にすることようけあるのでは、といいたくなるが税金で漫画を推してくれるのだから、ありがたい話である。

名物がB級グルメだけでなくても良いだろう。

こうした取り組みがもっと増えても面白い。

まとめ:熱いきに土佐!

第百五十六回「何じゃいweb padって」

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第百五十六回「何じゃいweb padって」

http://jp.techcrunch.com/archives/20100319apple-ipad-the-germans-have-other-ideas/

http://jp.techcrunch.com/archives/20100330europe%e2%80%99s-biggest-publisher-disses-the-ipad-embraces-the-wepad/

まあ、一ヶ月放っておいている間に色々動きがあるものである。

民放でも電子書籍を報道しだしたかと思えば、今度はヨーロッパでも大きな動きがあった。

その名もweb pad

よくもまあ、なネーミングであるがスペックは大したものである。

余程電子出版のパイが大きいと踏んでいるのだろう。

しかし、ここまでデバイスばかり増えるのもなぁ、結局はAmazon的なサイトからダウンロードするだろうし、出版社も作家も自分達で作ればいい。

まずは発表の場であろう。

その最たる物が本屋だ。
皆本が欲しければ本屋に出向く。当然だ、なぜなら食品売り場に本は無い。
広大な店舗に様々に色づけ、味つけされた本たちが並んでいる。つまり、欲しいが集中しているのだ。

そして、その本屋が衰退をたどる今、ネットに新たな本屋を作る必要がある。

だが、もうそれはAmazonがやっている。

なら、お客さんに来てもらうにはAmazonが網羅できない商品を並べるほか無い。

網羅できない商品。違法、著作権の絡み、出版社を通していない、量産品でない・・・

考えは尽きない。

まとめ:web pad日本発売はあるのか?